抵当権抹消はお早めに!!(抹消し忘れた抵当権)

08/08/25

 

みなさん、こんにちは。司法書士の山際です。

北京オリンピックも終わり、長野の佐久は秋の気配を感じ始めています。

なんだか、さみしいですね~?????????`?i?????????j

 

さて、今日のテーマは抹消し忘れた抵当権の話しです。

もう借金を返済し終わっているのに、抵当権の登記だけ残っていることがたまにあります。

 

金融機関から住宅ローンなどの借り入れをしていて、長年のローンが終わり、

金融機関から抵当権抹消の書類を一式渡されることがあります。

 

もしかしたらその時、金融機関のご担当者は

「この書類を司法書士に渡して抵当権の抹消登記をしてください。」

と言っていたかもしれません。

 

そして、渡されたご本人は「そうだ、手が空いた時にでもやることにしようexclamation?~2

と思ったかもしれませんね。

 

しかし、時は流れ、「さあ、抹消手続きをしよう!」と思ったときには

書類はどこへやらexclamation&question なんてことがあります。

 

そこで、金融機関に連絡をしてみると。

「Aさん、抹消の書類はもう10年前にお渡ししていますよ。」

(勿論、金融機関はご本人の受領証もちゃんと保管しています。)

 

もし、古い書類でも残っていれば手続きに使用できる場合もあります。

また、書類がなくなっていると抵当権を抹消できないことはありませんが、

手間がかかりますし、費用も余分にかかる可能性があります。

 

上記のような話しは本当によく聞きますよ。

「もう完済したので関係ない。」という気持ちも分かりますが、

やはり、 ????????お早めに手続きをすることをおすすめ致します。

 

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