成年後見関係事件の概況

10/05/18

 

皆さん、こんばんわ。ヤマギワです。

やっと exclamation とうとう exclamation?~2 本日、ノーマルタイヤにはきかえました ???i?`???L?j

 

さて、最高裁判所事務総局家庭局という部署から

平成21年の1月から12月の成年後見関係事件の概況が出されています。

 

それによると

成年後見関係事件(後見・保佐・補助・任意後見監督人の申立)の申立

は27,397件で昨年から多少増えている(昨年26,459件)とのことでした。

 

審理期間(申立から開始されるまで)は、約69.5%が2ヶ月以内で終わっている

とのことで全体的に審理期間が短縮傾向にあるようです。

 

申立の動機は財産管理が最も多く、次いで身上看護となっているとのこと。

 

鑑定については、終局事件のうち鑑定を実施したものが21.4%、

期間は1ヶ月以内が52.1%、鑑定費用は5万円以下が約63.3%とのことで

こちらも全体的に鑑定の実施が少なくなり、期間も短く、費用も多少安くなる

傾向があるようです。

 

最後に成年後見人と本人の関係については

親族後見人(本人の配偶者・親・子・兄弟・その他)が全体の63.5%

親族以外の第三者後見人が36.5%となっており、

第三者後見人の割合が多少増えているようです。

 

そして、第三者後見人の中では

司法書士が一番多く後見人等に選任されております。

司法書士~3,517件、弁護士 ~2,358件、社会福祉士~2,078件

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