09/02/26

みなさん、こんばんわ。ヤマギワです。

二月ももう終わり、、春が近づいている感じがします。

さて、不動産の名義変更をする時に「権利証」が必要になります。

「権利証」は読んで字のごとく、権利を証する書面です。

（不動産の権利を取得した際に、法務局から交付されるもの）

　現在は以前の権利証にかわり、「登記識別情報」が権利を証する

　　 情報として法務局から交付（通知）されています。

たまに「権利証をなくしてしまった！！」という方がいらっしゃいますが、

その場合、名義変更はできないのでしょうか？

ご安心ください。

権利証がなくなっても「所有権」という権利は当然に消滅しません

また、「権利証」がなくても名義変更の手続きは可能です。

（もちろん、「権利証」を提出できない正当な理由が必要ですよ！）

そして、「権利証」がない場合は、原則として「事前通知制度」があります。

これは、「権利証」を付けないで登記をした場合、本当に本人からの

真正な登記申請なのかをご本人宛に確認する制度で、法務局から

問い合わせがあります。

（この通知は「本人限定受け取り郵便」で送付され、真実である旨の

回答が必要になります。）

そして、「権利証」ない場合のがもう一つの手続きとして、

　資格者代理人（司法書士、弁護士）による「本人確認情報」があります。

これは司法書士等が「権利証」を添付できないご本人と面接を行い、

「権利証」添付できない経緯をお伺いしたり、確認資料（免許証など）

でご本人様の確認をして、「この人は間違いなく本人だ」という 「本人確認情報」

を作成する、というものです。

その内容が相当であると法務局で判断されれば、

「権利証」がある場合と同じようにスムーズに登記手続を行うことができます。

権利証がない場合でもご相談くださいね。

→　「本人確認情報」