13/03/06

皆さん、こんばんわ。ヤマギワです。

さて、H22年の統計になりますが、、

相続税を納税した相続人等が12万人であるのに対し、

相続放棄をした人は約16万人に上るそうです　

なんとなく、相続税を納める人の方が多いイメージですが、、

多くの方が相続人の債務を負わないために相続放棄を行っているのですね。

相続放棄は相続の開始があった時から

三か月以内に家庭裁判所へ申述をすることが必要です。

相続放棄の効果として、被相続人が負っていた債務を負うことが

なくなりますが、プラスの財産を引き継ぐこともできません　

ただし、死亡保険金は受取人の固有財産であるため

相続放棄していても受け取ることができます　

相続放棄をしようか迷っている間に三か月が過ぎてしまった　

と、いうことがないようにするためには「期間伸長」の申立を

行って三か月の期間を伸ばしてもらうことも検討してください。

また、本人の負債があるかどうかわからない場合は、

個人情報機関に確認を行ったり、

不動産登記簿を確認したり

本人の預貯金通帳を確認したりして、

負債の痕跡がないかを確認することも必要ですね。