09/10/02

みなさん、こんにちは。ヤマギワです。

昨日に引き続き、司法書士事務所スタッフとして

働いていたのことを書きたいと思います　

一番はじめに働いた事務所は銀行さんからの仕事が

多かったので、抵当権の設定・根抵当権の設定・元本確定・代位弁済など

の登記をよく法務局に提出していました。

銀行さんに下記のような

抵当権の設定書類（必要書類）を受け取りに行きます　

①権利証（当時は当然、登記識別情報はありませんでした、、）

②印鑑証明書（３ヶ月以内のもの）

③抵当権設定証書

④委任状

⑤銀行さんの資格証明書（３ヶ月以内のもの）

受領の際には、担当者の前で以下の点などを確認します。

①権利証番号の確認

②委任状と印鑑証明書の照合、期限の確認（三ヶ月以内か）

③印鑑証明書と登記簿の確認（住所変更登記は必要ないか）

④抵当権設定内容（債権額、利率、設定物件など）

⑤完了後の謄本取得数、請求先

当時、③の場面で、登記簿上の所有者の住所と

印鑑証明書の住所が違うことがよくありました　

名義を取得した当時の住所から現在の住所に

住所移転しているということなので、住所変更登記が必要になります　

当時は、担当者にその旨を指摘するとだいたい、

「それじゃ、先生の方で住民票を取得して、やっといてください。」

と軽く言われたものです　　

今ではやはり、ご本人様の意思を確認して

ご本人からご依頼を受けてやりますよ　　もちろん　

そして、事務所に戻り抵当権設定書類の作成、、

先生のチェック、法務局へＧＯ　　となります。

当時はもちろんオンライン申請も郵送申請もないので、

各法務局に直接出向いて申請をしていました　

一番きつかったのは午後に鎌倉、藤沢、相模原をまわったときです。

（今は全部一緒の湘南法務局に統合されています、、）

もともと時間配分がぎりぎりなので、

駅から法務局までダッシュで走った覚えがあります　　

（当時、法務局は５時に終わりでした。今は５時１５分）

あの頃、オンライン申請なんて考えられなかったな～