兄弟姉妹が多く、相続人が20人以上になってしまっていたケース

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状況

佐久市に住む80代の男性からのご相談でした。

父が亡くなったため、相続を行いたいとのことでしたが、もともと大家族だったため、相談者と養子になっている妻以外に兄弟姉妹・甥姪と20人以上の相続人がおり、その兄弟姉妹の大半は県外に住んでいる方であり、中には連絡が取れるか不安な相続人までいるため、なかなか相続手続きが進まないとのことで、当事務所に相談にいらっしゃいました。

 

当事務所からのご提案&お手伝い

まず相続人が誰であるのかを確定させるために相談者から依頼を受け、戸籍謄本を取り寄せ相続人調査いたしました。戸籍調査はそれぞれの相続人の本籍地に郵送請求で行うため、それだけで一ヶ月半の期間を要しましたが、なんとか相続人の確定をすることができまいた。相続人調査と平行して法定相続分を確定するために亡くなった父の相続財産を調査しました。

次に確定した相続財産をもとに遺産分割協議を行う必要がありましたので、相続人全員に父が亡くなった旨、相続財産である不動産の名義を変更したい旨、預貯金の相続手続きをしたい旨のお手紙を送るためにお手紙作成のサポートを行いました。

幸いに連絡が取れるか不安な方との連絡もスムーズに行った上に、相続人同士がもともと仲が良かった為、委任状を頂くことができ、相続手続きを進めることができました。

 

結果

無事に相続人全員との手続きの確認が終わり、相続手続きを終えることができました。

相続人が多かった為、相続人を確定するだけでも相当な時間がかかってしまいましたが、その後の丁寧な対応により、解決することができました。

相続人が多いケースというのは、兄弟姉妹が多いというケースの他に兄弟姉妹の子どもも相続人になるケースがあり、子どもまで数えると数十人の相続人となってしまう場合が多くあります。

連絡を取ることだけでも大変な事ですので、その場合は相続の専門家である司法書士に代わりにやり取りをお願いすることで、スムーズに手続きを進めることができます。

当事務所では、佐久市、軽井沢町、小諸市、御代田町、南佐久郡にお住まいの方を中心に相続の相談、手続きを多数行っておるため、このような相続人が多数になるケースも多数手がけております。是非、お気軽にご相談下さい。